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ドイツのクリスマス

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1年で一番大切なお祭りクリスマス。

11月最後の日曜日から町ではクリスマスの準備がはじまります。各家庭ではアドヴェント待降節のためのアドヴェントクランツ(樅の木の枝をまるくしたリース)が飾られ、4本のローソクを立て、1本のローソクに火をともします。その日から日曜日が来るたびにまた1本と、最後の1本の4本目がともると、クリスマスはもう目の前、24日のイヴは家族で大事な晩餐。25日は家庭で静かに時を過ごします。

クリスマスの準備が町々で始まります。市庁舎の前の広場では特設のテントを張り、数多くのマーケットが盛大に繰り広げられ、大きなクリスマスツリーが飾られます。

クリスマスマーケットで有名な町として、ドレスデン、ニュールンベルグ、ローテンブルグ、シュテュテュガルトがあります。

寒い冬の夜、グリューワインを飲みながらプレゼントや飾り付けを買うため、マーケットに並ぶ店々を見て回ります。グリューワインとは、赤ワインにたくさんの香辛料とオレンジ、レモンを入れ、温めて飲むワインです。クリスマスマーケットには必ずこのグリューワインを売る店がなん軒か出店されこれを飲まないとクリスマス近しの実感がわかないほど、重要な飲み物なのです。

ドレスデンではシュトリツェルマルクトと呼ばれ、ドイツで最も古いクリスマスマーケットとされてます。

1370年には既に「シュトリツェルマルクトが開催されている」と書かれた文献が残されています。シュトリッツェルとは旧市街の中心に位置する広場の事ですが、この地域のクリスマスケーキシュトーレンの古い呼び方でもあります。

1997年には248軒もの店が出店し、大変なにぎわいでした。どんな物が販売されているのでしょう。
シュトーレン、レーブクーヘンなどのお菓子をはじめ、ワイン、ハムやソーセージ、樅の木や枝、生花、造花、ワイングラスなどのグラス製品キッチン道具の刃物や鍋類、絵画、革製品、靴下や帽子、テーブルウェアー、クリスマスの小物飾り、木工製品、子供のおもちゃ等が所せましとならんでいます。見て回るだけでその地方の伝統的な手工芸品を見る事ができます。

 

クリスマスツリー
treeクリスマスツリーはドイツで生まれたものです。
クリスマスツリーらしきものが最初に出現したのは、アルザスのテュルクハイム村での事でした。ワイン生産者や商人達の組合がクリスマスに樅の木の枝を立て、その枝にリンゴや色とりどりの紙、リボンが飾られました。1597年、アルザスがドイツ領であったころです。1605年には、やはりアルザスのシュレット・シュタット村で樅の木を部屋に立てかけ、枝にビスケットやリンゴを吊るし飾った記録があり、数年後には枝に色紙で作ったバラの花や砂糖の塊、パンなども吊るされ飾られた記録がシュトラスブルグ都市の記録に記されてます。アルザスの北部プファルツ地方では、クリスマス用に様々な飾りが作られるようになりましたが、まだろうそくをともす習慣はありませんでした.


1708年フランスのオルレアン大公妃となりパリに移り住むようになった女性、プファルツ伯の令嬢であったハイデルベルグ出身のリーゼロッテは、ドイツに住むわが娘に、ドイツを懐かしむような手紙を書きました。「祭壇のようにしつらえたテーブルの上に、新しい衣装や銀細工、人形、砂糖菓子等、子供達への贈り物が用意される。ひと枝ごとに、ろうそくが1本づつとめてある、テーブルの上のつげの木は、なんともきれいな飾り付けで、私は今でもそれをみたいと思う」。
 
このようなツリーが飾られるまでは、樅の木など針葉樹の大枝を近所の森から切り取ったり、町に住む人々は紐でぐるぐる巻きにされた大きな枝を買ってきて、家の中につるしたり立て掛け、飾っていました。 寒い冬でも緑が青あおと繁る木の枝は、昔から生命の力の現れと言われ、古代ローマ人は月桂樹の葉を家の中に立てかけ、さまざまなお祝いのときに、災いを防ぐ風習がありました。
この木の枝が時代と共に2つのスタイルに分かれていきます。枝を丸めて木の棒にぶらさげた「ビューゲル ボイメ」、北の地方で良く使われたツリーまがいのものでした。

東ドイツのエルツ山地やテユーリンゲン地方では19世紀後半までツリーまがいの物を壁に吊るし、飾る習慣がありました。

これらが現在日本で人気のあるリースの原形なのかも知れません。それがテーブルにおかれアドベントクランツと呼ばれるようになり、4つのローソクを飾り、クリスマス前の4週目の日曜日から日曜が来るごとに1本づつローソクに火をともします。最後の1本はクリスマスの日に点され全部のローソクから淡い炎がともり、クリスマスを迎えます。
もう一方は、枝だけでなく1本の木を丸ごと運び、枝に小さなローソクやクッキー、人形などを飾り付け、各家庭さまざまな飾り付けがなされてきました。現在のようなスタイルのクリスマスツリーは比較的新しく、19世紀になってから一般に広まり始めました。


/グリューワインと作り方
クリスマスの風物詩とも言われるグリューワインはクリスマスマーケットで、
各家庭でこの時期にはよく飲まれます。
ドイツではグリューワイン用の香辛料などがティーパックに入り、販売されています。
しかし、自分の味を求めた家庭ならではのグリューワインを作る主婦達も多くおられます。
ここでは、当店で提供しますグリューワインを紹介します。ワインの種類や砂糖、オレンジ、
香辛料などの加減で自分なりの好みに合ったグリューワインを作ってみてください。

4人前の材料

赤ワイン・・・・・・・・・・600cc

砂糖・・・・・・・・・・・・ 60g

ローリエ(月桂樹の葉)・・・・1枚

クローヴ・・・・・・・・・・・2個

シナモンスティック・・・・・・1本

レモンスライス・・・・・・・・2枚

オレンジスライス・・・・・・・2枚


●写真は当店で20リットルのグリューワインを作る途中のものです。

上) グリューワインに使用する香辛料などです。

下) 鍋にワインを入れ、その中に香辛料などを入れたもので、これから火にかけます。

作り方

1. 赤ワインを手鍋に注ぎ込む。中火にかける。

2. ワインが熱くならないうちに砂糖、ローリエ、クローブ、シナモンスティックを加える。

3. レモンとオレンジは厚めの輪切りにして加える。

4. ワインが沸騰しかけたらすぐに弱火にして、約10分沸騰させないように煮る。

5. 10分経ったら火を止め、味を見る。もし甘さが足りなかったら砂糖を適量加えてください。

6. グラスに移して出来上がり。茶漉しなどで香辛料などがグラスに入らないようにする。

アドバイス: クローヴとシナモンは粉でも販売されてますのでどちらを使用しても結構ですが

       粉の場合は入れすぎに注意してください。

       赤ワインはどんなものを使用しても結構ですが、火にかけるのであまり高級なものは

       必要ありません。テーブルワインとか市販1000円〜2000円のものをお勧めします。

       チリのワインのように濃いものをお使いの場合は出来上がったものを試飲され、濃すぎると

       思われたら少しだけお湯を足して調節してください。

       このワインは熱いうちに飲んでください。

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★ドイツのクリスマスクッキーとボンベのつくり方

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